マッカーサーとターミネーターの関係

世代的にビミョーなところですが、I'll be back. といえばシュワちゃん演じるターミネーターのセリフ。

 

簡単に説明すると、命を狙われていた母・子を守ってきたシュワちゃん

 

サイバーダイン社という敵のアジトに侵入したが、ロサンゼルス中から集まった警官隊の包囲されてしまう。正面玄関はSWATに包囲されていた。

 

そこで彼はエレベーターの中で2人に

「ここにいろ。I'll be back」と言い、敵の中に突っ込んでいく・・・。

 

このwill は「~だろう」という意味ではなく「絶対もどってくるからな!」というニュアンスがあります。

 

もしこれが「私は戻ってくるだろう」なんて言われたら、不安ですよね。

 

このシュワちゃんに対して、同じような発言をした人物がいます。

 

DouglasMacArthur

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彼は、太平洋戦争の時に日本軍の攻撃に耐えかねてフィリピンの軍事要塞から脱出するときに次のように発言しました。

I shall return.

shall には「神の意志」というニュアンスがあります。自分が戻ってくるのは単なる自分の意志ではなく神のご意志=運命・義務である、という感じです。

 

もちろん、will も shall もこの意味(ニュアンス)以外にも意味を持ちますが、この2つのニュアンスを知っておくことは今後役立ちます。